美容師として思うコト

美容師が転職を考える理由と損をしないタイミングとは?

美容師という仕事の特殊性を表すのに離職率の高さがあげられます。同じ会社に10年間務める人は1割に満たないというデータがあります。

1割ですよ。なかなかすごくないですか?

今回は美容師がお店をやめるタイミングと、損をしない辞め時を10年以上の勤続経験と退職経験がある私が解説します。

実体験による美容室の離職

自分自身は同じ会社に10年以上勤めましたが、その間に15人程いた同期入社の仲間たちは全員辞めてしまいました。

その時、自分は「また一人ライバルが減ったぜ」くらいにしか思っていなかったです。悪魔ですね。笑 でもそれくらいの変態的かメンタルもしくは海のような広すぎる心がないとずっと続けてられないです。

それはともかく…10年たった時に、1つ上の世代の先輩も1つ下の後輩も1人しか残っていませんでしたし、おぉ!データ通りだ。と思いました。

離職率の高さは自分の働いている会社に原因があるのか?って思っていましたが、数字を見るとどこの美容室でも同じようなものなんだなと。

ちなみに辞める事は全然悪い事じゃないです。辞めるにも原因があったり、思うところがあって決断しているはずです。

10年後の離職率90%、では皆なぜやめていくのでしょうか?

美容師が転職を考える理由

①人間関係

②入客ができない

③独立

④結婚や出産を機に

⑤会社の方針が受け入れられない

90%くらいがこういった理由です。

①人間関係

どういった職場でもありえますね。美容室の場合、人と人の関わりが強い職場なので人間関係がうまくいっていないところは、お店全体の雰囲気にも影響します。

毎日顔を合わせるし、それが理由でモチベーションが下がっていく、なんて事も。

先輩がとか店長がとか…色々な理由があると思います。

②入客ができない

新規の集客がうまくいっていない店舗の場合、入客できるチャンスが少ないです。結果、自分のお客様が増えずいつまで経っても給料が上がらない、なんて事も。

自分の力で出来ることはやるべきだ!なんて声も聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。会社はという大事な財産を預かっている以上、その人が最大限の能力を発揮できるステージを用意するべきです。

1週間のうちに1人も担当できない、なんて日が2日以上あるなら転職を考えた方が良いです。

③独立

これもけっこうあります。フランチャイズとして出店したり、完全独立したり色々ありますが、自分の夢を実現するためなら全然ありです。

お世話になった会社とうまく話し合いを行い、独立準備を進めましょう。

④結婚や出産を機に

これは純粋に、おめでとうございます!と言いたいです。

出産後にまた働きやすいような環境を会社が作れれば、その後も継続して働ける人が増えます。いまはまだ、そういった所まで整っている美容室は少ないです。

⑤会社の方針が受け入れられない

社歴が長くなると出てきます。立ち止まって考えてみてください。

もし自分がオーナーだったらどうですか?

確固たる信念のもと10年も20年も経営をしていたら。そこまで続けられているだけでも成功です。だからその方針は決して間違いではないはずです。そうなるとなかなか考え方を変えるのは難しいものですよね。

どちらが正解などという答えはないのかもしれませんね。

社員が多くなれば、全員の考えが一致するのは難しい事ですよね。そのまま残るか、いっそ辞めてしまうかはその方それぞれです。

損をしない転職のタイミングは?

アシスタントの場合

アシスタントのやめ時って、けっこう難しいです。会社それぞれで教育カリキュラムが違うため、次に働く会社によってはまた一からやり直しになる可能性があります。

それって時間の無駄ですよね。

「それでも一からやり直すんだ!」っていう気持ちで転職するか、スタイリストになるまで頑張って、1人でお客様を担当できる力でがついてから辞めるかの二択です。

アシスタントのうちに転職しようとして、次の仕事場でうまくず、美容師を辞めてしまった人を何人も見てきました。

辞めるにしても続けるにしても、まずスタイリストになるまではがむしゃらにやるべきです。極端に言います。とにかく力をつける事ができればどうにでもなります。

スタイリストの場合

スタイリストはお客様をしっかりつける力があるならどこに行ってもやれるはずです。今いる場所が、我慢の連続ならいっそ辞めて新しいステージに行ってみては?

毎日ストレスと不規則な生活をしていたら体を壊してしまうかもしれません。それでは元も子もないですよね。

ただ転職が多い人は会社にも信用されづらいですし、お客様をつけられる能力が養われていない事が多いので、ここだと決めたらとにかく続けてがっつりと数字をつけるべきです。

美容師の転職のまとめ

どの仕事にも言えますが、会社を辞めることは決して悪ではありません。

実際、辞めた後次の会社で結果を出して収入が激増した人も沢山います。すべては自分次第と言ったらそれまでですが環境だって大切です。

転職をして働き方や価値観がめちゃくちゃ変わった自分が言うので間違いありません。

今いる場所が辛くて辛くてしょうがない。そんな人に届きますように。

今日はここまで。

渡辺タカシ。

 

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