美容師として思うコト

変わりゆく美容師という仕事の現状、SNSの運用が不可欠なのか!?

美容室がオーバーストア化していると、あちらこちらで言われています。

確かに美容室の出店数は、毎年およそ3000店舗ずつ増えていると言われていて、年々縮小しているマーケットに対して店舗数が飽和状態になっていると言えます。

私自身およそ15年ほどのキャリアになりますが、そんな中でも大きな変化を感じています。

変わりゆく美容業界を私見を交えながら解説してみたいと思います。

美容師の志望動機、自分自身の甘すぎたきっかけ

自分が美容業界に入っていった時代は、いわば美容師ブームでした。

カリスマ美容師なんて言葉もありましたね。

自分も例にもれず、なんとなくかっこ良さそうとか楽しそう、あとは女性にもてそうなんて実にヨコシマな気持ちで美容師になろうと思っていました。

そんな理由で?と思うかもしれませんが、男の美容師の90%くらいはそんなヨコシマな気持ち!なのかもしれません。笑

違う方ももちろんいると思います!

でも、中学生とか高校生で進路を決めるわけですからそんな理由も致し方ないと自分を擁護してみます。

ただ動機なんてどうでもよくて、そこからどれだけ目標を持ってやっていけるか、とにかく続けていけるかが1番大切な事だと感じます。

自分自身といえば、地元を離れて就職したので、まずは3年間何があっても食らいついてやる!と思っていました。

そんな中、気付けば10年以上たっていました。まじめなタイプでもストイックでもないですが、今思えば毎日の仕事が楽しかったのは間違いないです。

美容師のイメージと現状は?

最近では美容学生がかなり減ってきて、美容学校も少しずつ数を減らしています。

地元の美容学校は規模の小さな学校でした。約15年前で学年全員で80人いましたが今は30人程の生徒さんしかいないそうです。

もちろん少子化の影響もありますが、美容学校に進学する生徒の割合も少しづつ減っているんです。

このデータに関しては検証してみて、実は減ってるだけじゃなかった!?という事もわかりました。興味のあるかたはぜひお読みください。

https://www.takashiwatanabe.jp/beauty-artist-column/column/

美容師に対するイメージの今

いざ就職するとなると美容師という仕事は、あまりイメージが良くないんですかね。

1日中立ち仕事、ご飯食べれない、拘束時間が長い、なのに給料が安そう。

こんなイメージが定着しているようです。

収入の面では半分は正解ですが、ちょっと違います。

入社してからしばらくはアシスタントという現場を助けながら勉強する立場となります。この間は確かに給料は低いです。

ただし、スタイリストになりお客さんを付けることができればその時とは比べ物にならない収入を得る事もできます。ただしここは実力社会。人により大きな違いがあるんです。

給料が安いというのはその悪い部分が切り取られているのかもしれませんね。

美容学校を卒業したのにすぐにカットができない!?

せっかく美容師免許を取って仕事を始めても、ハサミを持ってお客さんを担当できるまでが長すぎるという問題があります。

法律上、美容師免許があればお客様の髪を切ること自体は全く問題なしです。

でも、卒業したての子たちは免許はあっても何もできないのが現実なんです。美容学校で習うことは国家資格を無事に取得するための勉強が大半です。就職後に必要なスキルはほとんど見についていないんですね。

入社してから毎晩毎晩練習を重ねて3年や5年かけてようやくスタイリストになる。なんて事はザラにあります。

道のりは長いです。

スタイリストまでの道のりは会社が独自のルールで教育システムをつくっています。会社によって育成の仕方はマチマチです。

すぐにカットができるようになれる環境(会社)もあれば、どうしても時間がかかる環境(会社)もあるのが実際のところで、統一されていないんです。

スタイリストになる前に辞めてしまう人たちも大変多いです。本人の努力は大前提としても、スタイリストという一番楽しい仕事を早く味わってほしい!本当に感じるところです。

低価格化が進みこれからどうなる

美容業界も価格競争が激しく、低価格のお店が増えました。そういったお店も需要が高いですし、お客様もそういった感覚に慣れるのでさらに低価格化が進む。

価格競争が進めば働いている美容師たちは大変になっていきます。

それはそうですよね。客数×単価=売上なので、単価が低ければ低いほどたくさんのお客様を担当しなければ売上は立たないんです。

一方で独自の路線で成功しているサロンもあります。

一部ではセルフブランディングを成功させて、そういった波にも一切飲まれないお店や個人もいます。

カットで1万円とか、さらには4万円なんてお店もあったりします。あらゆる質にこだわりたいお客様もたくさんいるのもまた事実です。

セルフブランディングの方法も変わってきていて、自分たちで仕掛けていく方法も多くなってきました。

InstagramやTwitter、FacebookなどのSNS、ブログやYouTubeで特化している美容師も増えてきました。自分発信できるので、コンテンツが面白かったり載せている写真がステキならカットしてもらいたいとなりやすいですよね。

先程、美容学校を卒業しただけでは何も出来ないと言いましたが、仮にInstagramで5000人のフォロワーがいる!とか、Twitterで3000人のフォロワーがいる!なんて子がいたらそれだけでも財産になります。情報を発信できる力が求められているからです。

もしも美容師を目指すのであれば、SNSに目を向けてみるのはいかがでしょうか?時間や労力はかかりますが、続けていけばいずれ大きな力になるはずです。

というわけで今日はここまで!

渡辺タカシでした!

 

 

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